Mr,Mcのご本家サイトはいつ消えるか判らない「操縦不能の捨て板」となっていましたが
2008年3月31日をもって消滅いたしました
なお,このサイトは2004年9月26日に本人了解の元に移設したものです。 03.31.2019 ジオシティ廃止により 再移設 管理代理人 Deer
ご意見が有ればお書きください 完全保存対策版 09.26.04
速度Up
は誰しもが望む,決して損しない,サイエンティフィック
な,PCの新しい 趣味ジャンル だ!!
このHPは「Yahoo! BB専用BBS*」
( http://junkhunt.net/cgi-bin/bbs/pt.cgi?room=yahoobb
)での質問(スレド)&
答え(レスポンス・情報)を基に,私なりに内容を「咀嚼(そしゃく)」し整理・説明を加えて書き下ろし・編集したものです.
いわば皆の質問に対する返答者の方がたの情報と「英知」の塊りです.返答者の皆さんに感謝します
(*;
Yahooとは関連のない,GIGAさん主宰の測定サイト付属のY!ユーザBBS.BBSはその性格上,一過性で
過去スレに重要な事が書かれていてもそこまで遡って読んでは貰えません.それらを吸い上げた積りです)
「速度Up」はサビス会社・8/1.5M契約に関らず,また機種/OSによらず,全ユーザが望む共通のテーマです.このHPの
内容は少しムズいかも知れませんし一部はY!
やWinに限定した記述もありますが,大体同じ事が云える部分ばかりです.
このHPは1冊の「電子Book」です,ゆっくりと読みながら確認して下さい.(ほゞ毎日,何処かを追記・修正しています)
お役に立てば無上の喜びです ( Mc )
BGM が「うざい」方は,「中止」釦を押して下さいネ ( IEの場合.数少ないGIFアニメも停止します…)
なお,このHPはリンク・フリーです
確認も何も要りません
ようこそ このHPへ… この頁を訪れた皆さんは,少なからずADSL速度に関心がおありなのでしょう. 速度改善に当たっては,まずモデムのリンク速度を把握することが重要です. 速度改善の対処を分類すると,以下のように大別できます. (1) リンク速度そのものを向上させる為の対処 ノイズ対策等は(1)に分類され,MTU・RWIN調整等は(2)の対処に当たります.「リンク速度の把握」,これがキーワードです.それぞれについて,以下説明します. |
■自分の実力を知る(スルプト速度)
速度測定サイトは以下のように沢山あります,何処かのサイトで測定した結果が 2〜3Mbps (2000〜3000 kbps) 前後の値が得られている場合は,余り「欲」をかかない(高望みしない)ことが賢明です.(ココで諦めないでもう少し読んで下さいネ)
「此処で幾らだから,他では…」と云った,良値を求めての渡り歩き比較をし,「一喜一憂」するのは,結局何をしているの判らなくなります.(数値を横一列に並べて比較しても意味はない) よく使用するサイトをひとつか二つ(幾つでもよいが…)決めておき, 「時間帯によって」スルプトの変動が激しい場合,ISP(プロバ)のキャパ不足かも知れないが,「時間帯によらず」測定結果が全く安定しない場合はLANカードに問題があるかも知れない.(遅い→10BASE仕様) ADSL回線速度としては,どこの測定結果も正しくないと云い切ってもよいのですが,「スルプト値」(through
put)としては,どの測定結果も正しいと云えます. ADSL回線速度 と スルプト この二つの速度の意味は異なります,正しく理解してください.
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http://hpcgi2.nifty.com/Radish/netspeed/index.cgi
(Y!-BBSでのおススメサイト.ブラウズソフトの影響が少 上下測定可)
http://www.clubybb.net/radish/index.cgi
(上記で上手く測定出来ない時にやってみると測定出来る事有)
http://junkhunt.net/icsi/[他サイトよりも厳しい(低)値になる]
http://member.nifty.ne.jp/oso/speedtest/(割と嬉しい値が出る)
http://speed.on.arena.ne.jp/(同上)
http://www.rbbtoday.com/speed/(同上.上下速度を同時計測)
http://www.oak.dti.ne.jp/~flash/index.html(グラフが楽しいかな!)
http://www.musen-lan.com/speed/(上りの測定も可)
http://www3.ocn.ne.jp/~adsl/bps.html(上と同じサイト)
http://sct4.plala.or.jp/speed1/speedtest.html
http://machimachi.com/ju/1m.shtml
http://job.note.ne.jp/bbtest/(8M以上の「光」くんでも測れる? 結果暫く残)
http://www.bbtec.net/support/information.cgi?mode=show&code=12
(Y!BBのスピドチェク・サイト(上下速度を推定する)
http://www.broadland.jp/
http://natukiss.3nopage.com/cgi-bin/speed.cgi
(M.Telemの「通りすがり」さんのCGI.チとムズいかな?使い方説明有)
http://www.halikyu.com/broad/sokutei.htm(内外の計測サイト紹介)
http://www.numion.com/YourSpeed/(英語.上に含)
http://promos.mcafee.com/speedometer/test_1500.asp(英語)
http://www.dslreports.com/tweaks(英語)
等など.各HPに特徴があり測定法も異なるため,結果は違います.
1回だけの測定ではなく,時間帯なども変えて何回か測った「平均」が,現在の貴方の実力値と思ってよいでしょう.
測定サイトによって大幅に異なることもあり,同サイトでも測定する度に毎回変ります.一体どれが真値なのか迷ってしまいます.(右の囲み参照) これは転送速度や環境状態は,瞬時・瞬時に変っているからです.
何処のサイトでもそうですが,数回測って安定した値(細かな変動が少)が得られるようなら,上手く測れたと思って構いません.
速度は「速いほど“サクサク”と表示されるので快適」で「欲」が出るのも判りますが,ご自分のネット利用法・目的を考えて妥協も必要です.無闇に速度向上ばかり熱を入れ上げても,栓(せん)ないことです.(「電線病」になります!. 2→3M,4→5Mになった処でそれほど速さは実感しない?)
でも自分の(回線)実力を大体把握しておく事は必要です.勘違いしている人が多いのですが,8Mbpsや1.5Mbpsという値はベスト・エフォート(best effort)値といって性能を表す数値であり,万人が享受できる保証値ではありません.(雑誌広告やTV-CMの「インタネト=ADSL=高速=8Mbps…」という文字だけが一人歩きをしています!)
ベスト・エフォト(best
effort): NTT局舎内にある,(サビス会社の)ネットワク設備(装置)側では,当然(?) 「下り 8Mbps」の速度となるよう設定をしている.しかし局舎を一歩出ると回線状態によって性能は維持できず,装置で設定した速度以下になってしまう.ADSLの特性傾向は,「電話局からの距離がある(離れる)ほど」,「ノイズが多い環境ほど」通信速度が落ちる. つまり,サビス会社側の設備・設定以外の要因で速度を保証できないけれど,「出来る部分では最大限に努力しているゾ…」という,業者にとっては,(責任回避できる.どんな通信回線でも必ず不定要素はある)大変都合のよい用語(用例;「お客様,ADSLと云うのはベストエフォトでして…」等の説明がある).一部の業者では「ベスト・エフォト=理論値」と云っているようだ. (理論値は理屈上の計算値.一定の前提条件を決めて理論に基づいた予測計算は「シミュレション」で,ベスト・エフォトはDSLAM(局舎にあるADSL装置)の「性能値と実際の回線状況を加味した」設定値.各々は異るので判らない用語は軽々に使わぬようにしよう!) ADSLやFTTH(fiber to the home; 光)サビスはベスト・エフォト型. 上り/下り 速度
(up/down stream): 「上り」はPC→サイトへデタを送ることで,サイトへの書き込みは余りしていないと思うかも知れません.がBBSやチャト,登録デタなどの書き込み・送信がこれに当たります. 通信は,本来双方向とも「同じ速度でやり取り」の行えることが基本ですが,ネトの使われかたからこのようになっています.ADSLの「A」はAsymmetric=非対称 の意味です. |
同値に 3〜4割程度を乗じた値が出れば,「普通(か良い)」位に思って下さい(平均では2Mbps程度以下です.それでも「半分の4M位は…」とほのかな希望を持っているシトも多い・・(それも甘い!)).通常は(滅多に)「6や5Mbps台」の値は得られません.ましてや7M台や8Mは(はっきし云って)得られません.(同様に1.3〜1.5Mもです,@1.5M契約の場合)
(5M以上が得られたなら「運がよかった」や「宝くじ」に当たったようなモン.それを速度自慢する人が中にはいますが,局舎距離が近ければ「アタマエ」なのです!)
■(速度には)三つの「速度値」がある (理解して下さい ←必須)
速度を語る場合,上で述べた二つがあるらしいことは(薄々)お分かりでしょう.もうシトツ,「リンク(回線)速度」があります.詳細は以降で説明しますが,簡単に纏めておくと以下のようになります.「体感速度」と云う,非科学的なコトバは論外です!!
関係式(算数的な)で表すと,一般的には
ベスト・エフォト ≧ リンク > スルプト
となります.(厳密には8/1.5Mのリンク最大値は,少し多)
なぜリンク速度の8割程度のスルプトしか得られないのか 「ハガキ」を送るためには,(自分の住所はさておいても)最低限 受取人の住所・氏名,それに正当な料金を支払ったという切手貼付スペースが必要です(ハガキの表面利用は可だが,50%を超えてはならない決まりがあります).つまり,(情報を伝える為には)必要だけれど (直接情報とは)無用な情報 とも云えます. インタネトのパケットの場合も同様で,「送り元や送り先・何番目のデータ,… 」などの様ざまな情報が付加されています.パケットは本当に送りたいデータよりもかなり大きいので,そういった付加情報を除いた「真のデータ」部分の大きさが約80%と云う訳です.ですからどう頑張ってもそれ以上にはなりません(正確には86%程度). |
【測定のコツ 1】 Y!-BBSでの速度測定おススメサイトである,Radishでのコツを少し….下の写真(a)〜(d)はほゞ同じ時間帯に測定したものですが,各々は異なっています.[(e)はルタを外した時のもの.後述]
(a)は「オッ Good〜!」ですが,棒グラフ本数が少ない(混雑時の棒グラフは1〜4本を示します),またグラフの凹凸があるので信頼性低.(b)も棒グラフは少ないけれど凹凸が少ないのでやや信頼できる.(c),(d)は本数は良い,このように凹凸を見ます.
この中ではどうやら(d)が最も信頼性高のようです.(a)を除いた各々の数値変化は〜20kbps程度ですが,微妙に異なります.本数が6本程度(以上)あって凹凸が少ない結果がポイントです.(Like a figure "(e)")
【測定のコツ 2】 と云うよりも,下2桁の多少の変動は別にして,値が大体揃っていればそれはスルプト実際値て見て構いません.(これは何処のサイトでも云えることです)
通常の速度よりも極端に「良値」や,何回行った測定結果が表示される場合で,各々の値がバラつくが中に極端に「良値」を示すのは,キャッシュ・デタ(PC内部メモリ・デタ)を読み込んでいる可能性が高い(ベスエフォが8Mなのに10M以上の値を示すことも有.大体は前後値の2〜倍程度)
【追記】 最近,雑誌屋が作った(いい加減な)言葉 「体感速度」 を使うシトが増えています.
これはPCパワ(性能の良否)も含めた全体性能,表示時間の速さを指しているようです.「体感的なスルプト」とでも云えようか…(ま・個人の感覚による,フィーリング速度です!) 例えば(殊に)ノート型PCの表示器技術は進歩しているとは云え,表示速度は遅い,他にグラフィック・ボド,RAMの容量やブラウズソフト,等も関係してきます.
こういったフィーリングの「見た目の直感」評価では,「サクサク感」と云うコトバで表現します.余りにも不明快で非サイエンスと云わざるをえません.賢明な皆さんは,このような奇妙な流行りコトバに惑わされたり・使ってはなりません.サイエンスでは誰が何と云おうと,「速い・遅いと云う根拠値」があるからです.(フィーリング言葉は「オヂオ」の世界丈で十分です!)
>>> 各測定サイト画面例 <<< (サイトの画面例は別頁でも紹介しています)
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<測定中は上の赤バが動き,終了すると下のグラフを表示> http://www.oak.dti.ne.jp/~flash/index.html
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<グラフの青部分をクリクすると,詳細データ窓が出現する(右)>http://member.nifty.ne.jp/oso/speedtest/ |
■思ったほど速度が出ない (簡単にできること… & 自分を知る)
0> 本当にADSLになってますか…? (失礼なハナシで恐縮ですゥ…)
⇒ 時どきあるのです,「ダイヤル・アプ接続」のまま使用しているケスが.サウンド・ボリウムを「ざ」ったいと絞っていると,ダイヤル音モニタも何も聞こえず気づかないのです.(音も情報です,完全に絞り込まないよう!)
「てっきり ADSL接続と思い込んでいた…」と云う事もありました.(しかも,「いざ」と云うときの為に「ダイヤル・アプ接続」はそのままにしていた.尤もD.Upの速度は33kbpsと云われており,実質速度は10〜20kbps程度なのでそれとなく判る…)
ADSLではPCに電話モジュラ・ケブルを接ぎません(LANケブル丈です).送付されて来るマニアルで,接続法・セトアプ・各設定法を確認して下さい.(確かにマニアル説明は,PC初心者にとって判り難いのですが…)
1> ADSLの開通直後は速度が安定して出ない…こともある
⇒ 暫く様子を見ます.また,時間帯・回線混雑状況でも変ります.毎回安定して(同じ)測定結果が出るワケではない,ということです.
(同じ回線を 同時に沢山の人が利用している,ISDNの利用者が居る という場合でも影響を受ける.同一回線にISDN利用者の有無チェック法は,ふつう個人では知る方法はありません.また,ISDNは個人PCの利用丈とは限らず,各種サビスで利用されている)
2> モデムの電源を切ってみる
⇒ モデムには電源SWがありません.基本的に常時ONで使う建前になっていますが,時どきOFFにします(モデムの電源プラグ(やACアダプタ)抜き,数10秒経って再接続).変化のある事が報告されています.(毎日/毎回する必要はありません)
3> スプリタの接続を間違えていないか… 宅内の電話器状況 (基本的なこと,よくあるトラブル!)
⇒ TYPE-T(電話と共用する,「電話重畳線」)契約でモデムに同梱されてきた「スプリタ(splitter;分離器)」は,回線の「電話+ADSL信号」(一緒に乗っている)を振り分ける働きをします(別頁参照).このスプリタの接続を間違っていないか,念のため調べます(再確認).
また宅内の他のモジュラ・ジャックに電話機器が接がっていないかを調べます.(以下,ジャック(Jack) ⇒ JK と略記)
また,接続ケーブル(殊に モジュラJK〜モデム間)長も凡そを測っておきます.
今どき電話器が宅内に1台しか無いのは珍しいでしょう.でも他の電話機器(FAX装置・親子電話等)がスプリタを通さないで(他の)モジュラJKに接がったまま(いわゆる「ブランチ接続」)だといけません.取りあえずブラ下がっている電話や装置の接続を外して速度テストをします.(原因の探求,終えたら元通りに戻し,其れが原因なら対策→スプリタの購入等)
スプリタの使い方は,大元に「スプリタ」を入れ,他の「電話や機器」と「モデム用」と分けて使用するのが「正しい・基本的」な使い方です(下図).
電話と共用する場合の基本は,下図のようにスプリタ使用が原則です.なお,TYPE-U(ADSL専用線,
「電話非重畳線」)契約では,スプリタはありません(分離する必要がない.別頁参照).接続が正しく
ないと「電話を使用中しかインタネトに接続できない」のトラブルが発生することがあります.
図(A)の電話器1,2は1/2階に電話がある,所謂ブランチ接続です(同時にベルが鳴る).PCを2階に置いていた場合は,2FのMJに接続(ダイヤルアプ接続)していましたが,とくに問題はありませんでした (B)は2階MJに「スプリタ」を接続し,1階の電話器も使用したい場合の原則です.×印のMJは開放(不使用)とします.2階から1階電話用の配線と分配器が必要.(1を接続すると雑音が入る,1を使用(起呼;電話を掛ける)したり被呼(or着呼;電話が掛かってくる)されると回線が切断する可能性大.速度は確実に低下します) (C)はスプリタを購入・追加し1Fの電話が使えるようにする場合です (互いに影響しない) 右図は変則的な方法で,余り紹介されていませんが,MJ-Modem間は直結し,電話器のみスプリリタ経由で接ぐ方法です.問題なく動作しますが,電話2は使えません.(確認テストをして下さい,上図の推奨されている方法が無難です) |
雑誌で「比喩」的に説明されていたようですが,ラインの保安器側(元側,ライン側)や端末側(電話器やMJ)の
事を,「川上(かわかみ)・川下」)と表現するシトが居ます.一般的な用法ではなく,不明瞭なので止めましょう
4> ルータ(やHub)を外す
⇒ セキュリティ・バリヤや家庭内LANなどのためルタ(router)等を使用している場合,モデム〜PC間にこれが入ると,その性能がモロに効くことがあるので外し,モデム直結とします(前掲写真「測定のコツ」の(a)〜(d)と(e)).速度性能を確認&比較したなら元通りにして下さい.
ルタ性能による速度減はスルプトが4Mbps超の場合に現れます.それ以下の場合は殆ど変化ありません.前掲の例では6M超のスルプトがあるのに,ルタ性能によって3.8M台に抑えられlた例です. (高速ルタを購入・交換するか,利便性を取るか….高速ルタとは云え,それを挿入する事は多少の影響があります,この例のように極端ではない丈)
【余談】 モデムにHubを接いで複数のPCを同時に使用することは,YBBでは「利用規約違反」だそうです.これは各PCが各々別のIPアドレスを取得し,他の利用者が使えなくなる可能性があるためです.(ルータは可.最近では二つしか取得できないよう対策されたらしい?)
5> ドアホン(インタホン)やセコム,ガスメータ等が電話回線を使用(共用)していないか
⇒ これらの信号の授受に電話線を使っている(共用)ことがあります.そういった装置の電源線があるなら,一時的に抜いてみます.
これらは外観から判りにくく,多少知識が必要です.電話線は壁内部や天井裏を這っているので,一見できずどのようになっているのか不明だからです.
自宅がどうなっているのかは,マンションやビルなら管理人,戸建なら建設業者の 「電設担当」 に聞きます.
(先方次第ですが,ADSLの仕組みを簡単に説明する要があるかも知れません.)
これは(期待薄で教えて呉れるか否か)判りませんが,NTTに「回線利用・共用」申請がなされている場合,デタを把握しているので聞いてみます.でも宅内配線に関しては,ユーザ(私たち)に開放されており自由なので,明快な答えは無いかも知れません.(「ダメ・元」で聞いてみる「116」.NTTの責務は「保安器」迄です)
★ドアホンやインタホンについては,「(電話の)受話器」を使って応対をするタイプは,怪しいと考えてよいでしょう.
★最近のガスメ−タは,写真のような「マイコン・ガスメータ」と呼ばれる型で外見から回線を利用しているのか判定できません(皆そう云う機能が付いているらしい?).
が,同メータから不審(?)なコードが出ているようなら,チと怪しい,それがプラスチック箱に接がっているようなら,相当怪しいデス.
普通のガスメータはスタンドアロンで,電線等はありません.電源はリチウム電池だそうで「蹴り」を入れると「異常?」を感知してLEDが灯くので確認できる…(らしい).点灯解除はリセトボタンを押す.
ガスメータから電線が出ているようなら,ガス会社に確かめてみましょう.ADSL使用の旨を伝えれば良いそうです. (スプリタを呉れる丈とか.担当によってはトンチンカンな会話になるそうですから,「ADSLの判る方…」と指名したほうがよい) ガス会社の許可を得てこの配線(コネクタ)を外してみた処,問題が一挙に解決したという報告もあります.
電話回線を利用した水道・ガス等の自動検針システムの事を,「ノーリンギング・サービス」と云う.他に,センサなどによって通報や監視を行うセキュリティ・システム,介護システムもある. このような場合
「アナログ電話回線は使えないので,Type-U(ADSL専用線)を…」と,各サビス会社では説明(推奨)している?
インタホン機能の付いた電話器も電話回線を利用しているが,リンギング・サビスではなく,単に配線を利用(共用)している丈.
★昨春,電話の「マイライン制度」が実施される前,各電話会社が料金割引競争をしていました.そのためのアダプタ(いわゆるLCR(ACR)アダプタ)が取り付けられている場合があります.通常の音声電話やダイヤルアプ接続で使用する分には,これが取り付けられていても問題ありませんでした.
しかしADSLでは,この装置が「イタズラ」をします.つまり装置が「電話を使用する…(受話器を持ち上げた)」と判断すると,自動的に回線を取り上げて設定した番号にダイヤルしようとするため,ADSL接続が不安定になるのです(モデムからは「持ち上げた」と似た信号を定期的に発してる).
今となっては無用の長物となったこの装置は取り外します.(電話サービス会社に「取り外し相談」窓口がある) どうしてもLCR(ACR)アダプタ使用の必要がある場合(?)は,「スプリッタ〜電話器間」挿入します.
★なお「宅内交換機能」を持った電話システム(ホームテレホン等)では,ADSLは使用できません.(スプリタの挿入位置や接続線の問題)
自宅付近の建造物・他に雷が落ちたとき(含・誘導雷)等に,「電話回線」を伝わって雷による過電流が宅内の中に流れ込むことを防止する装置. また,NTTと宅内の回線の責任「分岐点」の意味もある. (近傍に適切なアース点がない場合,アース線は略される事も有) |
★初期の6PT型保安器(6PT
Ver1)では,電話またはファクシミリの着信により「ADSL通信断」,「速度低下」の現象があることが知られています.旧いタイプで音声電話に問題があるようなら無償交換してくれるようです.
(只,「旧そうだから交換して呉れ…」では,しっかりと料金を徴収されます)
保安器の交換により劇的にあらゆる問題が解決したというケースもあります.
参考: http://www.bbtec.net/support/tech/trouble_shoot/006.php
http://www2.odn.ne.jp/~hab22250/odn/faq/hoanki.html
保安器の新旧は外見から判別できません→NTTへ. ひとつの目安は何時頃電話器を導入したかや,住宅の築年数等です.
繰返しますが通常の音声電話に問題を生じている(雑音が入る等の)以外は無償交換の対象外で自己負担です(支障なき場合はダメ),料金は別稿参照.また,ADSLに関しての「保安器交換」はサビス業者経由で「交換工事」を行うと聞きます. なお,無資格者が保安器や宅内配線を弄ることは禁じられています.
上記の他にも,下記の機器やサビスが原因で速度低下が生じることが有るようです.それらは, (1) CATV電話 (2) 双方向のBSデジタル・チューナ (3) スカイパフェクトTVのペーパビュ (4) 電話使用のオートロック (5) 宅内に回線切り替え器がある(経年変化による接触不良) (6) ナンバ・ディスプレイ機能付電話器 (7) コンデンサ付MJ (型名:MJ-xx C(←実験結果,変化はありませんでした,拙宅では)) 等です. そのサビス業者やメカの窓口に相談します. 【簡単なチェック法】 機器の電源線(ACプラグ)を抜く(電源のON/OFFではなくプラグです),電話回線への接続線があるような場合は,一時的にそれを抜きます).変化があるならそれが原因です. |
Yahooの「会員情報」頁に “ファームウェア更新のお勧め”とあります.また,オススメのメルも来信します.これはサイトからDLしてモデムソフトを更新するのです. http://tools.bb.yahoo.co.jp/setup/adsl/version3_2.html (説明) 説明では どうやら回線接続状況をLED点滅時間で示すや常時ONしていると速度低下する対策をしたらしいのです. 更新作業は(PC慣れしていない)「素人」が行うのはちょっと危険です(失敗→交換したと云うレポもあります).現在,とくに異常・不具合を感じていないようなら,作業は控えたおいたほうがよいと思います. http://tools.bb.yahoo.co.jp/setup/adsl/upgrade.html (ダウンロード) 【モデムのバジョン・チェク】
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■自分のPCのこと,どれだけ判ってますか
6> 使用OSやPCのスペックを識る
(質問為の予備データの取得・整理)
⇒ PCは OS(Windows○)
/ or Mac○ + ○MHzクロック,RAM○MB,ブラウズソフト(IE○),LANカドの性能などです.速度はCPUパワー等も関係するからです(大体1.5世代前のPCでは遅いようです).
また,ファイヤウォールやウィルス・バスタ・ソフトを使用しているか否か・・・ (製品名やバジョン等,こちらも参照.他人には貴方のPC環境が不明です)
取りあえずこれらができるだけ解っていれば(自分の環境や簡単にできること),知人や先人たちから的確なアドバイスが得られることでしょう.
【ポイント】 以降でもそうですが何らかを変更する際,一時(いっとき)に何もかも(ひとつ以上)同時に変更をしないことです.
ひとつ以上の変更や操作をし何らかの「改善・劣化」があったとしても,どれが原因・効果があったのか特定できないからです(効果の確認),これは「サイエンス」実験なのです.
PCに関して設定等を変更をした際は必ず「再起動」して確認するクセをつけましょう.
【次のHPも参考になりますッ!】
http://www.ne.jp/asahi/welcome/netland/newpage0840.htm
http://www.bbtec.net/support/
http://nice.kaze.com/~hkita/t-com.html
(切断現象とノイズ対策)
http://www.tpot.to/~c-info/flets/flets.html
がんばりましょう! きっと 速く なります!…
それは「ソ・ク・ド(速度) U p!」 |
■さらに『詳しく』自分の環境を知る, 「それ(高速化)は 可能か…?」
ADSLは電話線に高周波信号を重畳(ちょうじょう)させて伝送する方式です.既存の電話網を利用するので遠くなると,高周波信号は減衰(弱まる)し相まって雑音比も悪くなり,信号の識別が難しくなります(別頁参照). つまり,自宅〜局舎間距離で回線品質が大きく変り「速度」に影響が出ます(近いほうが良.回線損失dB(デシベル)は12dB/kmと云われています).つまり電話線長がキーポイントです.
上記の速度測定チェックで芳しくない結果が出たり,もっと高速化したい…とお考えの方は,更に詳しく自分の環境を調べ,それが可能か否かを調べます.
7> 自宅〜(利用)NTT局舎間の距離を把握する (電話線長は意外とある)
⇒ 自分が利用している局やその所在が判るなら,地図などを利用して
距離を測ります.ネットでも 以下のサイトでも調べられます.(ADSLサビス会社が行っている場合,提供地域でなければ距離測定ができない場合があります)
http://www.acca.ne.jp
http://www.asahi-net.or.jp/service/adsl/adsl-a/
http://www2.mapfan.com/Documents/Usermenu/route_explain1.html
http://www.do24.net/Project/wirelength/index.html
http://www.eaccess.net/jp/press/2002/pr020215.html
http://www.mapion.co.jp/
http://www.ntt-east.co.jp/line-info/
(机上計算値,つまり損失からの逆算&補正値らしく(物理的な)線路長ではない(下で説明の「伝送距離」と同).別頁参照)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0203/020314.html (同上)
但し,上のサイトでの結果は大抵直線距離のようですから,1.5〜2倍を乗じます.電話線は自宅まで「真っ直ぐ」引かれていないからです.距離に関しては,
の四つの用語があり,混在して使われています.殊に項目2の用語はサビス会社ごとに異なり曖昧で,項目4の線路長と混用され不明確です.(上で記した表記自体も?なのです)
それぞれについて右図にまとめました.
直線はいわずもがなです.伝送距離は回線品質結果から算出した距離(図右で説明,後述),道なりは道路に沿った距離の意味です.
最も正確な(信頼できる?)のはNTTが把握している線路長データですが,これは公開していませんし個人で調査依頼できません(サビス会社経由が建前.サビス会社では時間が掛かるも無料の調査結果を教えて呉れる処もある).
Y!以外のモデム等では「伝送距離」という項目が表示される事があります.この値は「回線損失値から算出した値」で,正確とは云えません(電気的には正.回線に損失が多いと,実距離よりも長くなる) NTTの電話回線・線路情報もこれによっており,結果を補正しているようです.結果についても,正確/不正確の両論があります.殊に回線損失値は多めに出るようです.
ブランド(NTT)に惑わされてはなりません.個人的には(かなり)不正確と感じています.むしろ「直線」や「道なり」のほうがよさそうに思えることすらあります.(http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020412_5.html の1),5),6)でも精度について言及されています)
欲しいデタは「物理的な距離」と,それを比較検討するための「(電気的な)伝送距離」の二つです.NTTやモデムで表示される伝送距離は,後者丈の数値です.したがって,地図上の直線距離とHPで計測のそれが掛け離れている場合,(素直に)「迂回が多いんだろう…」と納得しないほうがよい,と考えています.
物理的な「線路長」(道なり距離)を正確に測るには,実際の架空(がくう)線(電話線)がどのように張られているかを自宅から辿りながら観察します.実は上図は拙宅の例なのですが,この例で説明しましょう.
私の場合は幸いにも局舎からの直線距離は500m程度です.そして架空電話線を辿って行くと図のようになっていることが判りました.戸建団地(500戸程度)で駅寄り(図下側)なので,結果的に架空線長で云うと,最も遠い方です.
図の灰色破線は地下線部で,上方の×が局舎です.地上に出る(起線)のは下方です.この間を「道なり」に考えると迂回する理由はないので真っ直ぐ(と思われる)で450m程度です.処が地上に出てから(起線)が長いのです,いったん団地の中央付近まで行き,さらに南北に分岐,またその支線という具合に,架空線長は250m程度ありますから,都合700m以上となります.(起線点からの直線は50m位なのに…)
私の場合は地下線も(「道なり」で)想像できるのですが,ふつうは地下線や架空線の敷設状態を細かく知るべくもありません.道なりを勝手に推測したところで,実際は判らないのです.(上図でも「道なり」は何通りか考えられますが,何れも×(ペケ)です)
こと程左様に回線の距離を正確に測るのはムズいっす.(地下から地上に出た部分を「起線」,そこから元の方向に行く線路を「戻り線」「逆配信」と呼んでいるそうです,感覚的には判りますが「怪」.何と呼ぼうと構いませんが「架空線」であることは事実です)
物理的な実距離はバイクや自転車用トリプメータ(DIYショプにある)を使うと小回りが利いてよい.上で紹介のサイトで「道なり距離」の判るサイトもありますが,実際の線路を考慮したものとは思えません,拙宅の例で確認しました.ですから「直線よりマシ?」程度で余り信用はできません
■宅内でできること
8> モデムのリンク速度・回線品質を調べる (ステータス・チェク)
⇒ たいていのモデムでは「局舎〜自宅モデム間」の回線品質や速度(実力値)を調べることができます(下写真).例えば 以下のサイトをアクセスします.PCの設定・復帰・再起動や回線の着脱操作等が必要なので,多少煩わしくもあります.多少PCの知識も必要です.
「速度測定」サイトでの計測のようにワンクリクで簡単に判るものではありません(プログラムをDLしたり,モデムを操作して行います).下記のHP例はYahooモデムの場合に利用できるソフトです.Yahoo以外の他社製モデムの場合は,そのマニアルに「回線情報」や「保守」等の項目で記されていることがあります) >>> 難しそうなら 次項<9>へ…
http://lanboard.fc2web.com/teleme.html
(ModemTelemeterの解説&DL)
http://www.bblab.jp/
(DSLSCの解説&DL)
http://lanboard.fc2web.com/
(telnet操作での回線調査法) 「誰でも測れる,回線速度&品質情報」 (別頁参照)
でも『問題点の切り分け』 をして対策を考えるためには重要な項目です.何とか調べたいものです.「問題点の切り分け」とは,実速が低いのは局舎〜自宅[保安器(実際は「モデム」)まで]と,宅内(モデム〜PC迄)の問題なのか…を分けるためです.その結果によって,自分の環境が掴め対策法を考えるのです.
上記を実行して,最初に表示されるLink速度情報,これがキーポイントです,殊にDown
stream(下り回線)値です.この値の7〜8割の実速が得られて居れば「良し」(合格)です.(「らすかる」の定説,囲み参照)
つまり,リンク速度値は局舎〜モデムまでの使用回線の実力値を示しており,この値の8割まで実速を上げることが可能なのです.
Link速度値の改善は簡単には出来ない…と考えて下さい.またLink値以上の実速値は得られません.Link値は32刻みで,最大値は8Mで8128kbps,1.5Mで1536kbpsです.この値を一般的にフルリンクと呼んでいます.
<Yahooモデム用 ModemTelemeterのDisplay画面(左),DSLSCの結果画面(右)>
【参考】 Up/Downの逆転現象 局舎間距離がある(遠い)と減衰値(attenuation)が大きくなり,Up⇔Down速度値(の大小)が反転,
通常は Up
< Down の関係だが Up ≧
Down となる
局舎間距離が比較的近く(〜2km以内程度),以下の対策をしても速度が低い場合は,自宅までの間に何らかの障害(雑音源や回線等.別稿参照)があるという
こと.
また,グラフを表示するとはADSLの「敵(?)」である(障害となりうる),ISDNやAM放送波干渉があるらしい…と云った推定も可.
9> 実速とかけ離れている…(こちらサイドでできる試行,簡単なノイズ対策)
⇒ 実速値はノイズに影響されます.架空線で受けるノイズは仕方ないとしても,宅内で発生している(かも知れない)ノイズの影響は避けることができます.
<他に考えられる原因> 常駐ソフトかも… 「おすぎ」さんの(秘)メモ 自分のPCシステムをウィルスから守るため,セキュリティのため,あるいはPCの速度アップのために,よかれと思って導入したソフトもあることでしょう. こういったソフトのことを「常駐ソフト」と呼んでいますが,でもこれが速度に関して足を引っ張る原因になることがあります. ⇒ ウイルスバスター2001 ⇒ 凄 速 |
・配線について モジュラJK〜モデム迄の配線途中に「ノイズ源(TVやマイコン利用製品,インバタエヤコン)」が無いかをチェックします.あれば遠ざけたり,可能なら配置替えをします.(軽々に之と断定し,模様・配置替えはせぬ事)
・接続線の長短 モジュラJK〜モデム間の接続線の長短にこだわる人がいますが,電話線を利用しているため,自宅に来る敷線(架空線;がくうせん)の途中で タップリとノイズを含んでいます.それが電話線の性格です.
通常はJK〜モデム間の接続線を2mの物を50cmや1mに取り替えても(逆の場合でも),その間に余程大きなノイズ源が無い限り,変化は殆どありません.
「家中のそこら中にノイズが有る…」と勘違いしている方が多いのですが,ノイズの発生源(発生機器)は限られています
・ラスト ワンメータ 仮りに「局舎〜自宅間」が1.5kmとします.電話は自宅外壁等に取り付けられた「保安器」から,宅内配線となります.宅内配線は戸建の場合は長くとも20m程度で,途中にモジュラJKが必要(希望)に応じて配置・配線されています.
マンション等では,電話線が入るところにMDFと呼ばれる集中配線盤に一旦纏め,そこから各階の配電盤(IDF)に行き,各戸へ分配しているようです.
その接続線をいくら短くしても,宅内のオーバオールでは22mか20.5mの話なのです.これに局舎間距離をも加味しても,全体で1522mと1520.5m(1.5%以下)の違いでしかありません.この辺りも考えてみましょう.(これは無用に長くしても良いということではありません.あくまでも「適切長!」です!)
通信業界で「ラスト1マイル…」という言葉が時どき使われます(mile:約1.6km)詰め作業は最後まで「きっちり」する事が重要…と云った意味や,最後の部分丈を立派(高性能)に仕上げてもムダ…と云った二つの意味があります.
長い通信回線では確かにその通りです(バランス・ヂュチ.ADSLで1.6kmもあったら大変だぁ…),私たちでは差し詰め 「ラスト1m」では何ともならない,意味がない,変化はナイです.
もし, 配線を延長する必要があるなら,JK〜モデム間は(なるべく)短めに,モデム〜PC間のLANケーブルを延ばします.
・電話/LANグッズ また必要と思われるなら(?)「ノイズカット・フィルタ(コネクタ)」や「ノイズカット・ケーブル」,「コア…」と称するものを使用しますが,余計な物は何も付けない…が基本であろうと思います.(無闇に入れると特性が悪くなる事があります)
「ノイズ…」という製品は,元もとが「音声電話」の雑音対策用として作られたものです. 「音声電話に効くなら,ADSLでも…」 という気持ちはよ〜く判ります… でも「AM放送…」フィルタは効果があった…という報告もあります. これらは大きな期待を持たずを試用して下さい.またその挿入位置でも微妙に変るので注意します.
関連して云うと,MJとの接続ケブルや高性能を謳ったLANケブルに「ノイズ対策…」と記されたものもあります.これらに取り替えても「ドラスチク」な変化・効果は数mや10m長位では(多少高価な丈で)絶対と云ってもよいほどありません.(自己満足・気休めです.性能はそれなりに良いのでしょうが…,多分)
また,接続線を「ツイスト(twisted:撚り)線」にしたらよかった…といった報告もあります. これら(ノイズ・フィルタや接続線)の使用で性能が 「上がった/下がった/変らない」 の議論があります.しかし条件が一定ではないので,その判定はしにくいのです.
(効果の検証は「それを使用する前後の効果が再現できる」こと(サイエンス)が要件です.このような実験はカネを捨てる覚悟で,気の済むまで試行してください.効果があっても,それは「貴方の環境では…」の条件付きであり万人に当てはまることではない,と考えます.ま,結果オーライですが…)
宅内にはノイズが「ウヨウヨ居る…」と誤解しているシトが多いのですが.宅内で発生するノイズは案外少なく,限られています.TVセトやインバタ・エヤコン等は代表格で怪しいほうです,また最近の電化製品には大抵マイコンが入っているので,チと怪しい.そう云う意味ではウヨウヨ居ると考えても構いません.でもノイズは見えません. 問題は,そのノイズがADSLの速度に影響を与えているか…です.簡単なチェク法は(電池式の)AMラヂヲを利用します.AM放送の530〜1100kHzの適当な周波数にダイヤルを合わせ(放送を聞いても聞かなくともよい),まず上記ノイズ源らしき付近にラヂヲを近づけます,雑音が聞こえます.離れたら・その機器の電源をoffにしたら(ACプラグを抜く)どうでしょう? その変化を調べます.今度はMJ付近,電話線が通っているだろう壁付近を推測しながらチェクします. 次にMJ〜モデム接続線にラヂヲを絡ませます.周波数が大体1200kHzより下ならば僅かですが雑音が入ります(以上ならば殆ど聞こえない),これはモデムがやり取りしている信号(=ADSL)です.その状態でMJ線を抜くと雑音は消えます(正常です). PCシステム周りには意外なノイズ源が多い… ものです, |
■PCの設定を変えてみる
● Recieve WINdows のデフォールト ●
Windows XPのRWINは,通信状況が10Baseなら17520,100Baseなら64240となるようだ |
10> PCのMTUとRWIN値を調整する
⇒ ネトの通信はTCP/IPという方式で行われています.この方式で速度に影響のある値が,不適切に設定されていると速度は落ちます(大抵,これ迄の「ダイヤルアップ接続」用の値に設定されたままの事が多い).
それがMTUとRWIN (maximum transfer unit,receive window)です.
現在のご自分のPCに設定されている両値を知るには,下記をアクセスします.英文ですが(下写真),英語を読む必要はありません(○印のみ見る).
http://forums.speedguide.net:8117/ (TCP/IP Analyzer)
これら(右写真,赤丸)が現在の貴方のPCのMTU・RWINを示しています.両項目の数値をメモ(または印刷)します.
MTU=1500 RWIN=64240
であれば,(一応?)正常とみなします.この値が異なっている場合は,設定値を変更します.(次項<11>)
RWIN値には諸説あります,有名(?)な処では8760,17520,23360,65535等がありますが57400が良かった…という人も居ます.実はMTU値と関連した値なのです,下記参照..
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/osugi/osg.htm
【参考1】
RWIN値は次のように計算します
RWIN= ( MTU−40 ) ×
20〜70 (位迄の整数倍)
Win-Meの初期値は上述のように,12倍の17520のようで(Y!では)パフォマンスを引き出しきれていないことになる.(YBBならば取りあえず,MTU=1500ならRWIN=64240 辺りから試します)
まことしやかな 「伝説・迷信・勘違い」! ADSLにまつわる話で,メイジャ(?)な雑誌記事やHP等に,以下のような記述がよく見られます. <その1> モデムの電源はコンセントから直に取れ 下記をご覧いただいて,正しく理解し確認・実験 確認実験とは「何かを」する前と後の効果やデータの比較です.1回こっきりの試行では確認実験とは云えません.良くても/悪くても,再現できることがポイントです.それがサイエンスです. |
【参考2】 MTU/RWINについて
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/7682/editmtu/index.html
http://member.nifty.ne.jp/oso/faq/mtu-faq.html
http://member.nifty.ne.jp/oso/optrwin/
http://www.ne.jp/asahi/welcome/netland/newpage0800.htm
http://www24.big.or.jp/~kyu-bi/bb/rabo/mtu_rwin/
http://www.pcseikatsu.com/zpc/adsl4.html
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/osugi/osg.htm
値が上記であるなら,これ以上個人で簡単にできる術(すべ)はありません(MTU/RWIN値の変更を試す程度.次項<11>参照).
それは距離が遠いか,近くとも回線の品質が悪いためです.その為に<8>の調査する訳で す.
Link速度を上げるため,NTTに相談して「回線を調整」して貰う(回線替え・タップ外し)等の方法もありますが,『有償』で必ず品質が良くなる(改善される)という保証はありません.(改善されなくとも,費用は掛かる)
以下も参考にして下さい.(別頁も)
また,ご使用PCの『CPUパワー(クロク・RAM不足・LAN/グラフィク・ボド等)』が不足している,使用DOSによる差,ファ イヤウォルやバスタ・ソフトを使用している場合,その影響が出ることがあります.(こういった障害情報はソフト供給会社のHPなどで報告されることもあるので,こまめにHPを訪問します)
11> 値の変更(書き替え)にはソフトが必要
⇒ MTU/RWINの調整は,現在のスルプトをLink速度に近づける為の調整です.最近,これを自動調整するソフトも市販されていますが,自分で調整できるものです.
回線Link速度を測定し,そのギャップを埋めるため,私たちができる「ノイズ対策」や「MTU,RWINの調整」をします.果たしてLink速度値の何%まで近づけることができるのだろうか…は大いに興味のある処で,一般的には70〜90%と云われています. そこで真値はどうなのだろう…と,提唱者の「らすかる」さんを中心に,「板(BBS)」に参加する人たちが実験協力して調査しました.方法はブラウズによる測定影響が少ないらしい, http://hpcgi2.nifty.com/Radish/netspeed/index.cgi で安定したコンディション下,10回以上速度測定を繰り返し,その平均値を自分の実(リンク)速度とします.この値と測定した回線Link速度の割合を求めるのです. 現在のところ,多くの方がたのデタから 84% が得られています.( 別表参照
) つまり,この値よりも小さいようなら 参考: 1.5Mbps ADSL契約の方がよく云っている「アコガレの1250 超え」というのは,この意味です. 1250 ÷1536 (full link) =0.816 となります. デタ件数が増えより強固になると,「らすかるの定理→法則」になるカモね〜(笑) 誰もが簡単に試行できるので,やってみましょう,そして「らすかる」さんにレポしましょう.上の「安定した…」がムズいっす,大体am4〜7の時間帯は概してヨイかなッ!? |
(Link速度と実速が掛け離れている場合は有効ですが,基となるLink速度が遅い場合は効果はありません)
これらの値を変更する,フリー(無料)ソフトは沢山あります.そういったソフトが集まるサイト,
http://www.vector.co.jp/ (ベクタ)
http://www.forest.impress.co.jp/genre_index.html (窓の杜)
で,「MTU RWIN」等で検索を掛けると,簡単に入手(DL:down load) できます(以下など).
入手できるソフトは大抵が圧縮されており 「自己解凍」方式になっていますから,DC(double click)するだけでOKです.
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se207961.html
http://members.tripod.co.jp/mimi1014/download.html
http://www.dslreports.com/front/drtcp.html
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/7682/editmtu/index.html
http://homepage2.nifty.com/winfaq/tcpiptune.html#howtooptimize
(junkhunt.netのTop頁より)
http://www.ok96.co.jp/special/winmx/etc/tcp.html
こういったソフトには,たいてい「自己責任で行う…」という免責記述がなされています.確かに上手くいかないこともあり得ます,が そんな文言で「うろたえて」はなりませぬ!!
ソフトを入手したなら値の設定変更をし,
(必ず)再起動
して様子(速度計測)を見ま す.
測定結果,多少の変化(数10〜100kbps程度の増減)で良否判定するのは性急です.回線状況等をも考えると誤差の範囲かも知れません(それまでの速度にもよります).なお,RWINをこまめに設定変更しても,ある値からドラスチクな変化ではなくなります(稿末グラフ参照).
【参考】 http://www.zdnet.co.jp/internet/runner/0109/sp2/10.html
*
MTUやRWIN値を調整しても,結果は期待したほどではないかも知れませんが,(未だ他の原因があるかも知れない)
個人でできる 範囲はここまで
です,次なる「光」くんに光明を求めて「ジッ」と我慢の子でいましょう… 現在速度が「ダイヤルアプやISDN時のそれよりも速くなっていれば…」の話です(コスト・パフォマンス) http://www.ntt-east.co.jp/release/0204/020411c.html
【メタル線の撤去に関する情報の開示】 メタル線の撤去は,加入者線の光ファイバ化と必ずしも同時期に行われるものではなく,基本的には光ファイバの需要見合いで実施されるため,厳密なメタル線の撤去開始時期は予測困難であるが,当分の間はメタル線と光ファイバが並存すると考えられる. −略− (判りにくい文章っす.要するに,すぐには実現しないっちゅうこと.し |
余計なお節介ですが,「光」くんにも大いなる期待をし過ぎてはイケません.「光」くんもベスト・エフォト型で,MTU/RWIN等の調整は必要です.しかし他の影響・変動要素は少ないので,ADSLほどの煩わしさはありません.それに備えてMTU/RWIN調整法はマスタしておきたいものです.
■その他
ADSL業者を変えたり 8M契約に変更したら速くなるか…
遅いから,「ADSL業社を変更したい…」 と云う話をよく聞きます(確かに供給業者は増えました.何よりもご自分の地域がそのサビス・エリヤであるか否かがポイント).業者によっては Yahoo と異なる伝送方式を採用しています(むしろY!が異端とも云える).
それが特徴なのです.他社の「2.5kmで○Mbpsの実力…」と云うキャチ・コピを見ましたが「保証!」とは何処にも書いていません!
Yahooでは距離の影響が出やすい(?) AnnexA と云う方式を採用しています.収容局からの線路長が1kmのユーザで平均 3.0Mbps,2kmで1.5Mbps程度のスループットと云われています.AnnexC方式の他社の説明を読むと,
と「線引き」(説明)はしていますが,具体的な速度数値は明示していません.この説明を見ればどちらも変らないように思えます.このように諸説あるのですが,上記を総合すると局舎間距離が2.5km程度を境に,それ以上距離がある場合は,大いなる期待はしない,できないです.
(その距離で速度が数百kbps程度なら「フレツADSL-1.5M」のほうがよいとも云われています,これも確実ではなく保証もされていないので「賭け」)
このようにYahoo!BBと他社では伝送方式や特性が異なるのですが,サビス会社変更に期待するのは「賭け」です!
何よりも「解約」→回線開放工事・「再契約」→再接続工事 に時間が掛かるようで,こちらが思うほどに簡単ではなさそうです.(局舎での工事が2回行われることになる,その手続きも煩雑らしい…)
しかし,供給会社を変更した処で,ADSLである以上, 既存の電話回線網を使う ことに変りない,局舎間距離も不変です.(自宅か局のいずれかが引っ越さない限り… つまり利用条件に何らの変化はない
).(ISPの)バクボンの太さや局舎設置のDSLAM装置の性能差は多少あるようだ.(速度が不安定・時間帯による格差が激しい等)
ADSLやISDNが,電話回線の同一芯線上や近接した芯線上で提供されてる場合,これらが利用周波数帯域が重なっているので,その帯域において相互に信号漏洩が発生する可能性がある.結果,ADSL/ISDN通信の障害(干渉)要因となる. これを避けるには,同一芯線上に同じ周波数帯域を利用する伝送方式が複数個存在しないよう,伝送路あるいは伝送方式ごとに利用する周波数帯域を管理したり離す必要がある.この事をスペクトラム・マネジメント(spectrum management)と云う. スペクトラム・マネジメントによって,回線の利用ルルを適切に決めて配置すれば,信号漏洩による干渉は最少限に抑える事になる.回線の「収容替え」がこれに当たる.現実には回線の余裕が無い事が多く,上手く行われていないようだ. |
環境に変化がない以上,Link速度等にも変化はない理屈です.また モデム等も自己購入しなければならない会社もあるようです.そういったエナジ(変更手続きなどの努力)・現在の速度・それに掛かる経費,後の維持費,…も考えて検討します.
業者を変更したりフレツに乗り換えて,却って下がった/或いは目論み通り良くなった… と悲喜こもごも です
【追記】 彼等(業者)が見ているのは,大まかな局舎間距離(とその回線でADSLが使えるか,「適合調査」と云う)丈なのです.上述の微妙な距離で必ず先方から云われるのは,「開通してみなければ,判らない」です!
1.5→8Mに変更したら… 現在1.5M(ライト規格)契約で所謂フルリンク(1.536Mbps)が得られているからと云って,8Mに移行しても好結果が得られるとは限りません.
それはライト規格で利用している帯域の 552kHzまでは回線特性が比較的よいが,8Mでは倍の1104kHz迄を使う.
それに伴い利用ビトが8→15に増えるけれどノイズの影響を受け易く必ずしも大幅増とはならない.この周波数からAM放送周波数帯と重なる,高域での減衰が激しくなる,放送とは異なるノイズ成分も周波数が高くなるほど多くなる…,等の理由からです.
上記の全てがの問題が引っ掛かることはないかも知れないので,別に悲観的になることはありませんが,1.5M契約で現在のスルプトが(例えば)1.25M出ていても余り期待し過ぎてはなりません.(NTTでは回線損失
25〜30dBで線引きしているようです) 頁末・オマケ(3)のグラフも参照ください.次のように考えてるシトは案外
多く居ます. たとえば,1.5M契約でスルプトが1.2Mあれば,その効率は 1.2÷1.5=80% です.なれば8M契約に変更して,同係数(80%)を適用(乗じ) 「6M超,悪くとも半分(40〜50%)の3〜4Mにはなる筈…」 と考えたり・期待する. http://speed.on.arena.ne.jp/
http://www.ntt-east.co.jp/release/0202/020208_1.html
http://www.bbtec.net/support/information.cgi?mode=show&code=12
http://www.eaccess.net/jp/press/2001/prs011101-2.html
http://www.acca.ne.jp/tech/tech_8mbps.html
http://www.acca.ne.jp/area/chk/db.html
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/column/shimizu/2002/04/16/
http://www.ntt-east.co.jp/flets/misc/adspeed.html
http://mroom.cool.ne.jp/bb/
乗り換えは各社の「推定情報」や測定サイトの「統計情報」などでも研究してください.
【龍頭蛇尾ニウス???】 東西NTTが今2月にも ADSL向けに「電話線の情報」を Webで無料公開開始 と・・・(別頁参照)
(とっくに2月は過ぎ去りました.どうやら別のサビスの事だった?(少怒))
13> 速度が出ないのは,ISDNの影響か! ・
そんなにAnnex Cは優秀なのか? ・ 他・ISDN/回線 速度が出ない理由に(アテずっぽで?)ISDNの所為にするシトは案外多いようです.本当にISDNの干渉・影響なのかを掴まないことには対策のしようがありません.
ADSLに関してG.992.1(フル規格),G.992.2(ハーフ(Light,1.5Mbps)規格)と云うITUの勧告(強制力の無い国際規格)があります.
上の<12>と関連しますが,NTTが日本式ISDN方式を先行実施したため,日本式ISDNと共存させるために作った追加仕様(規格)が「AnnexC」(A,B,C,…は地域を表す?)です.ですから,ISDNとの干渉さえなければ,無用の規格と云い切ってもよいのです.!?
勿論,ISDN干渉を意識したスペクですから,干渉がある場合は速度低下を抑える(「抑える」なので,影響は有る(残る 後述))技術が導入されています.(G992を眺めても干渉を避けるタイミングの事ばかり?が記述されています)
それが距離やノイズに強いと云われるのは,副次的な産物かも知れませんが,未だ検証はされていない…と,個人的には考えています.
(妄想を持ってはなりません,AnnexCが-Aよりも優れたスペク,方式だと誤解しているシトが多いのですが,両者の差異は殆ど無いと云っても過言ではありません.-Cの利用者でも遅い人は居ます.)
ISDNの影響か否かは,個人では<8>で説明のキャリヤ・チャトをとって検討します(別頁参照).また電話回線の性質にもよるので判定は難しい処です.
よし判ったとしても個人的な方法での解決策はなく,プロバイダ経由でNTTに調査依頼したり,回線収容替え(有償)しかありません.(他の電話回線の問題として「ブリジ・タプ」も考えられますが,これも個人で調べる方策はありません) 別頁参照
・Annex Cは優秀なのか? 下図はe-Accessのシミュレション結果の発表デタです.上述したように,どのカブを見ても「ISDNの影響はある…」です.AnnexCがISDN干渉について考慮されていて,強いスペクと云われていてもです.(図下の解説も参照)
図の干渉が有る場合の線路長(距離)にも注目して下さい.AnnexAでは干渉があると2.25km以上では速度がゼロにまで落ち込むことがあるらしい…と,このグラフからは読めます.
このグラフはLink速度で表している(スルプト値=8Mはありえない,既述.実際の可能性値はグラフから読み取った値を8掛けする)
ただし,e-accessはAnnexCを採用しているので,その優秀性を示す図のようにも見え
ます.その辺りはグラフ・デタを「鵜呑み」にせず,少しバイヤスを掛けて眺めて下さい
・放送波干渉等 ADSLとAM放送の周波数は被っている(重なっている)ので電波が電話線に乗り易いです(電話線自体が,広範に展張したアンテナ).どこの業者でもそうですが,こういった放送電波など(あるいは回線途中に障害がありそうな高圧線,等含)の干渉対策はしてくれません.(こちらも参照)
(ことに放送所近傍にお住いの方はモロに電波の影響を受けることが考えられます,業者によってはAM放送対策のスプリタを配布している)
・リーチDSL また,「開通したが,速度が遅い…」という地域用にYahooの場合“Reach (リーチ;「届く・到達」の意) DSL” サビスを開始しています,それが貴方の地域・収容局かどうか・・です.しかも,理由は不明なるもY!の場合ワン・チャンス丈のようで,元への変更(復帰)は不可のようです.(○8M-ADSL→R.DSL ×R.DSL→8M-ADSL)
Reach DSLは上下回線速度がいずれも960kbpsのベスト・エフォト型DSLで,このサビスでは500〜600kbpsが安定して得られるようです.(現状のUp stream速度が良好でなければ期待できない?ようだ Up> Down)
(下記参照(Y!の例).これにも期待し過ぎてはなりません.技術的にはある程度の(低)速度で安定すると云う意味です 「低値安定」.)
http://www.bbtec.net/support/faq/index.cgi?mode=list&code=10
http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/kaituu/ ( FAQ & サビス・エリヤ 等)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/9656/top.html (Reach DSL導入記)
実践したYAMAROさん(http://www.geocities.co.jp/Playtown/3715/index.html)
は,8M契約をしたものの局舎間距離(直線=2.6km,回線長=4km)もあって,色いろ努力されたようですが80kbps
程度しか得られなかった.
AnnexCサビスにするかReach DSLにするか迷った挙句,Reachに.導入結果は,80→ 530kbpsに改善された由,ご本人は大変ご満悦です.
ただし,Reachはあくまでも救済措置のようで,『相当に遅くないとダメかも知れません…』と.(同氏のお知り合いの方(300kbps台)は断られたそうです(対象外). なお,最初からReachの申し込みは不可のようです.
Reach導入の細かな利用規定があるようだ.Y!から来信したメルには,
1)
480kbps以下の下り伝送速度で,弊社ブロードバンド通信サービスの利用者
2)
何らかの理由により,Y!ブロードバンド通信サービスをまったく利用できない…, −略−
に限定と記されている(?).さらにそのメイルにあるURLから「BBTecのスピド・チェッカ」で測定した速度結果や質問(アンケト)形式宅内外の回線状況などの現況を入力して申し込む.
その総合判定でReachDSLの利用を決めるらしい.いずれにせよ,かなりの「エナジとファイト&時間」は必要そう...
(でも480kbps程度のシトなら,ゴマンと居そうだ…? よし導入して480→500kbpsになっても「何ぼのモンじゃい!」 960kbpsはベストエフォト値なので上手く行っても700〜800kbps前後だ.上手く行かないのでReachにする訳だから,実力は500kbps前後以下と見たほうがヨイ.実際R.DSL導入後でも300kbps台の報告もある)
[Thank
U information,「YAMARO」さん(写真も),「まふゆ」さん,他]
ReachDSLを申し込んでも「宅内 宅外環境に改善の余地あり…」の返事に対処・チェク法が縷々書かれており,それでも改善しなければ,再度ReachDSLを申し込んで…というメルが来信したシトもいるようで,(救済措置?への)条件はかなり厳しい.(別の云い方では,速度が出ないからR.DSLと「お気軽」に考えているシトが多い?)
【Acca,年内にもADSLの長距離&高速化へ】
アッカ・ネットワクスは,“Annex
Cの拡張版”を使ったサビスを年内にも開始する.現在の8Mbpsサビスに比べて,高速化が見込める,
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0204/09/acca.html http://www.zdnet.co.jp/broadband/0204/15/acca.html
と云うニウスが入ってきました.詳細は不明なるも,8→10Mになるようにも取れ,結果,サビス・エリヤが拡大する.それがY!のReachDSLサビスと同等のモノとも取れるのだが…
ま・様子を見ませふヨ(もう年度は過ぎたので12月以前を目途と云うこっちゃぁな.) AnnexC.xと云ってるらしいケド,何じゃらホイ!?(そんなAppendixはナイぞ!) 速度競争の一環なら,ゲンメツだなぁ… 近いシトほど好条件になるのだから (Thank U information,「LOTO」さん)
【他】 次のようなサビス http://www.speednet.co.jp/wireless/about.html もある,サビス・エリヤか否かが問題.検討してみては如何?
(Thank U information,「おすぎ」さん)
*
ひとこと 「ADSLは水物です,過度な期待は 禁物です!!」
BANZAI ・ お手上げ ・ Up Up ??
1. リンク速度自体が遅い場合,リンク速度を向上させる対処を行う 2. リンク速度に比してスルプトが遅い場合, by おすぎ |
でわ,Yahoo! BB専用BBSへGo ahead!
【オマケ(1)】 執念で 「接がらなかったADSLをゲット」した女性(「odyou」(おぢょう)さん)がいます,その努力の顛末 が以下に書かれています.一読すると参考・励みになるかも知れません.
【オマケ(2)】 RWIN変更による実測速度の推移例
BBSでお馴染みの「隼人」さんが,RWIN値をこまめに設定・変更した変化グラフです.ある値からはドラスチックな変化がなくなります.
シマ(閑)とゆーか,研究熱心なシト(人)です!
(少なくとも8回以上「再起動」.計測は40回以上した事になります…あゝこのあくなき「追求・探究・サイエンス心」) エライッ!!
【オマケ(3)】 回線損失と伝送速度期待値(?)の例
下図はNTT西日本発表の「参考デタ」です.どうやら30dBを境界線としているようです.一寸乱暴ですが,損失を距離と読み替えても構いません.[30dB=2(〜2.5)kmか? 伝送速度はリンク速度です]
(「東日本」のほゞ同じグラフを見ると,線引きは25dBだった http://www.ntt-east.co.jp/flets/misc/adspeed.html)
>>> 別頁では以下の藪睨み「怪説」をしています
<<<
( 毒にはなっても,クスリにはなりません?)
・モデムの電源はコンセントから直に取れ |
・お手軽「ノイズ源」発見法 ・情報開示と回線調整 ・プチ ブリッジ・タップ(BT) ・1024とM(メガ) & kbpsとkB/s のこと ・デシベル(decibels dB) のはなし ・アースとシールド ・MJ〜モデムは短・モデム〜PCを長 に ・Modemを冷やす… ・電線の性質と電話線の知識 ・「通信速度」 の はなし |
わが愛する『板』で皆さんが話題にしている,エポッキなトライヤル(「人柱」)報告・質問スレド&レス等を 向後も取り上げたいと思います
Thank U very much my all lovely friends... See U on the board
(Written & Compiled by Mac HamDah; Mc )
Checked browse on Windows
Copyleft (c) 2001-2002, Mc
【関 連 頁 (3502213シリズ)】 以下の頁は上の文中でLinkを張ってあります,見落とした方のために纏めておきます(制作中含)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/spd/spd.htm (「ADSL速度向上講座」メイン頁(この頁です))
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/spd2/smpl.htm (回線速度を測りたい)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/hnkn/henken.htm (藪睨み・独断と偏見の庵)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/cpi/sos.htm (電波干渉の予備知識)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/cpi/loto.htm (ノイズ・フィルタの効果レポ)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/cpi/car_chrt.htm (キャリヤ・チャト活用術)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/spd/rascal/rascal.htm (「らすかる定説(係数)」と珍怪説)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/cpi/cpi.htm (表示画面をコピして貼付)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/cpi/ntt.htm (NTT 電話回線の線路情報結果集計)
http://www.geocities.jp/hamdah3502213/osugi/osg.htm (MTU =1454や1500は最速ではないッ)
Old telephone
速度Upはサイエンス ・ PCの新趣味だぁ〜!
番外(アフタ・ケア??)> 実は「声高」に 余りオススメしたくはない のです… (判断はアナタ自身で)
上記の説明はなんとか出金の伴わないことを基本にして記述した積りです.でも「ソクドの為なら多少の事は厭わない」という方も(多分)いることでしょう.(なにしろ,「サイエンスな趣味」なのです,趣味・道楽にはカネが掛かるものですゥ…) でも大いなる期待をしないでそれを楽しむことです.(試用前後のデタを取ることも忘れずに…)
そんなヒント?を少し… ただし,それで効果があるかは疑問符が付きます,しかも多少(かなり)の出金を伴います.(個々のモノは 少額の事が多いが,「後で積算すると」意外と… よ〜く考えて下さいネ) (以下は,実は私が「やってみたい」ことのシトツですが,じ〜っと我慢しているのです -- 笑)
・ノイズ・フィルタを挿入する アテずっぽに挿入する訳ではありません,本頁で説明した内容を検討した後「そうかも知れない」と云った場合のみです.どんなタイプのフィルタが効くか不明(あるいは判断しかねる)の場合,何種類(実験素材)かを取替えながら試みます.1個当たりの価格は安いのですが,数個となると案外バカになりません.
・LAN/電話グッズを(一通り?)試してみる 電話/LANグッズはたくさんあります.その効果のほどは不明なるも「効きそうだ…」という効能書き(やキャッチ・コピ)が書かれています.価格的には上記と同じく単品では安価です.モジュラ・ケブルの圧着ツール等も含みます(任意長のケブルが作れる).
またケブル等では「高性能」と謳っているものほど(&長い物ほど),高価です.普通の「汎用製品」よりは高性能かも知れません.
・LANカードを取替えてみる 速度が出ない理由のシとつに使用LANカドが旧タイプの事があります,新しいドライバ・ソフトにバジョンアプして改善することもあります.カド自体は高くとも2〜3千円です(ノオト用は7〜8千円).取り付けや旧ドライバの削除や組み込み等の手間が掛かります.(それほどムズいくはないが,初心者にとっては「大冒険」です)
・ルタやハブを(高性能の物に)取替える 価格的にはピンからキリまであります.高性能のものほど高価です.現在使用中のものが,スペク的に速度に影響を与えている場合もあります.上手く使いこなすには設定が必要で,通り一遍の理解ではムズいっす.
・保安器/回線調査/収容替え/BT外しを試みる 「保安器」が怪しい,調査の結果「回線に障害があるらしい」ならば,思い切って「工事」をします(自身が器用でも自分で工事してはいけません,業者に依頼).但し,速度アプの保証は「まったく ありません」です.
・光ケブル等の導入(含,業者の変更) もしも地域が「サビス・エリヤ」であるなら,「光」や「業者」の乗り換えも検討します.勿論,その後の維持費も考えながら…,です. (http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2002/04/11/ntt1.htm)
・PCの取替え(買い替え) 速度が出ない理由にCPUパワがあります.PCはボナス戦略商品になっており,半年ごとにマイナ・チェンジしています.数年も経つと購入当時「最新鋭のPC」が,その半値程度で現在売られている程の日進月歩ぶりです.
当然?新しいものが良いです.(半期前の製品は,ボナス時期の1〜2ヶ月前頃から「在庫や展示品」処分セールがあります,それが好みか否かは…?)
PCを常に時代に対応させるべく「PC自作」の道もありますが,結果的には新規購入と同額程度は掛かります.「プラモデル」感覚でできます(女性の自作派は意外と多)が,何よりもそういった方面が好きで,多少器用・(少し or かなりの)知識が必要です.(速度Upして PCライフを満喫する筈が,年中何処かを弄っている事になりかねません,其れが楽しみ!)
(ここまで すると,立派な「電脳症」 「電線病」 でっす!?)
−了−